普段休日はインドアな生活送っているという方も、時には友人とお出かけや外出をする機会があると思います。
その時に気になるのがやはり、自分の顔にできているニキビが周りからどうみられているかということですよね。
ニキビというのは、一日で改善するということが不可能なので、長い期間をかけてじっくりとニキビの原因と向き合い、対策を続けることで初めて症状が再発することなく本当の意味でニキビの症状を改善することができます。
しかし、そうはいってもいきなり決まった外出や予定日前にいきなり発生してしまったニキビというのはどうしようもないけど、周りの目線が気になってしまう・・・ということがあるのも事実です。
このような状況の際に女子に多くみられる対策手段としてコンシーラーを使用してニキビを隠すという方法です。
男性にはあまり馴染みのないことかもしれませんが、このコンシーラーをうまく使用するとニキビを一時的にでも隠すことができるので非常に便利なものです。
しかし、そんな便利なコンシーラーもニキビを隠す以前に、肌に悪影響を与え、使用することでニキビを隠すことはできてもそのあとにニキビを悪化させてしまう可能性があることも知っておくことが大切です。
今回は、そんなニキビを隠す際に使用されることの多いコンシーラーについて、説明していきます。
1、コンシーラーとは
まず、コンシーラーと聞いてもなんのことだかわからないという方もいらっしゃると思いますので、コンシーラーはこんなものだという説明を簡単にしていきたいと思います。
コンシーラーというのは、ファンデーションのピンポイントバージョンと考えていただくと良いです。
ファンデーション自体が顔全体の肌の色を調整して毛穴や肌の赤みを隠すのに効果的ではあるのですが、コンシーラーというのは、そのファンデーションを小型化して気になる部分にピンポイントで使用できるものとなっています。
2、コンシーラーを使用してニキビを隠す
このコンシーラーやファンデーションといった肌の色を調整する効果のある化粧品というのは、もともと肌の毛穴や赤みが気になるという方がその色を隠す際に使用するものなのですが、それらがニキビの赤みや色を隠す方法としても即効性があって一時的ではあるものの効果的ということ現在では一般的に使用されることが多いです。
しかし、これは本来のコンシーラーの使用用途とは少々異なることと、化粧品をニキビに塗っているということもあって、ニキビを一時的に隠すことができてもその部分には悪影響を与えてしまう可能性が高いので、使用する際は十分な注意が必要です。
3、コンシーラーを使用する際の注意点
コンシーラーをニキビに使用する際の注意点として、主に下記の2点が挙げられます。
・コンシーラー含まれている油分がニキビを悪化させる
・症状が悪化するという意識を持って使用する
コンシーラー含まれている油分がニキビを悪化させる
コンシーラーには、色が肌に定着しやすいようにすることと、一度定着させた色が簡単に落ちないようにするために油分が非常に多く含まれています。
この油分というのは、ニキビの直接的な原因となるだけではなく、肌に不必要な化粧品の成分とともに長時間炎症部分を密閉することとなるので、ニキビにとっては最悪の環境を作り出すこととなってしまいます。
最悪の場合、コンシーラーの影響を受けてニキビが発生している肌がそのまま炎症を起こしてしまう可能性まで考えられるので、ただ単に軽い気持ちでニキビを隠すためにコンシーラーを使用することはやめましょう。
症状が悪化するという意識を持って使用する
また、上記の内容のように、ニキビに対してコンシーラーが与える影響を正しく理解した上で使用することが大切です。
コンシーラーがニキビに及ぼす影響を知らずに使用するのと、ニキビにそのような影響を与えるのかを知った上で使用するのでは、同じ使用するでも後々の悪化を最小限に抑えることができます。
知識が何もない状態で使用すると、何が悪いのかがわからないので、症状は悪化する一方ですし、その状態では症状が改善に向かう可能性は非常に低いです。
コンシーラーなどのニキビに悪い影響を与えるものを仕方なく使用する場合でも、最低限の知識を持った上で覚悟して使用するようにしましょう。
4、ニキビは隠すのではなく治す意識を持つ
ここまでニキビをコンシーラーで隠す際の注意点について説明してきましたが、できればコンシーラーを使用することはなるべく避けて、ニキビを隠すのではなく、治すという方向で考えていただければと思います。
確かに、ニキビを隠すのは簡単で、治すのは努力が必要な上に時間もかかります。
人間は楽な方に逃げたくなるのが当たり前なので、隠したくなる気持ちもわかるのですが、ニキビを一度治してしまえば、コンシーラーを使用して症状を悪化させてしまうと悩むことも無くなります。
仕方のない時のあるとは思いますが、未来の自分がどうなっていたいのかを考えて、それを叶えるためには今自分がどんな行動をすれば良いのかを考えて行動するようにして行きましょう。