こんにちは。肌スキ・編集長のタクミです。
今回は、アトピー性皮膚炎が親から子に遺伝する可能性について、わかりやすく記事にまとめていきます。
1、アトピー性皮膚炎は遺伝するの?
まず、親がアトピー性皮膚炎を持っている場合、子供にも一定の確率でアトピー性皮膚炎が遺伝してします。
現在わかってる数値では、両親のうちどちらか片方の親のみがアトピー性皮膚炎を持っている場合の子供への遺伝確率は約30%。
両親が2人ともアトピー性皮膚炎を持っている場合は約50%の確率で子供にアトピー性皮膚炎が遺伝してしまいます。
日本人の約1割の人は、アトピー素因というアトピー体質になりやすいものを持っていますので、当たり前のようにアトピー体質の子供が生まれてくる可能性がある世の中になっています。
2、アトピー性皮膚炎を発症させないためには
しかし、アトピー体質を持って生まれたとしても、その子が必ずアトピー性皮膚炎を発症するということではありません。
食べるものや、周囲の環境、ストレスなど、様々な要因が原因でいきなり発症するということもあるかもしれませんが、
弱にいうと、親ができる限りの環境さえ整えてあげれば、たとえ両親共にアトピー体質で、子供にもその体質が遺伝していたとしても、
アトピー性皮膚炎を発症しない。ということが十分にあり得るのです。
3、まとめ
子供が生まれてきてからの環境を整えることも大切ですが、両親のどちらか、もしくは両方にアトピー体質があることが事前にわかっているのであれば、妊娠中にもできることがあります。
食の面で言うと、肉や卵などの動物性のタンパク質の大量摂取を避けるようにして、できるだけ過去の日本人がそうだったように、魚や野菜などを中心とした和食で使われるものを食べるように心がけましょう。
こうすると体内にいる赤ちゃんにも良い栄養を与えることとなるので、非常に効果は大きいと思います。
現在、赤ちゃんを身ごもっている方、またはこれから子供を作ると言う方は、ぜひ今回の記事の内容を参考にしていただければお思います。