こんにちは。肌スキ・編集長のタクミです。
今回は、アトピー性皮膚炎のを持った方 が、海水浴や海開きなどのタイミングで海に入る場合に注意すべきポイントを紹介します。
1、海水浴をするとアトピー性皮膚炎の症状が良くなる?
良く聞く情報に、海水で体を洗うと肌のかゆみが軽減されるという情報があります。
多くの方は、この情報を聞いて、「海なんて入ってもしみるだけ」など、マイナスのイメージが強いのではないでしょうか。
私もこの情報の意味を正しく知らなかった時は、体が痒いのに塩分が含まれている海水に入るなんて意味がわからない・・・
と本気で思っていました。
しかし、この情報、意味を理解するとしっかり理屈が通っているのです。
海水には、肌のかゆみの元凶である「黄色ぶどう球菌」というものを殺菌する効果があります。
黄色ブドウ球菌が肌で異常繁殖すると、ステロイドも効かないくらいに強力な力を持ちますが、
海に入ると、この黄色ブドウ球菌が死滅してしまうので、海水に入ったあとで肌のかゆみがなくなった。もしくは軽減されたという方は、肌に黄色ブドウ球菌が大量に付いていた可能性があります。
そのよう中は、毎日のシャワーを大切にして、体を清潔に保つことで、アトピーの症状を安定的に軽減することができる可能性があります。
2、海水浴で肌の状態が良くなる人と悪くなる人がいる
しかし、これは、肌の状態がある程度落ち着いている方が海に入った場合の結果であって、肌がボロボロの状態で海に入っても傷口に海水がしみたり、逆に海水によって肌が赤くなって炎症を起こしてしまったりということが起こってしまう可能性も十分にありえますので、
あくまで海水に入っても大丈夫と自分で判断できるくらいの肌の状態で海水浴をするようにしましょう。
大抵の場合の、海に入って肌の状態が良くなったという人と、悪くなったという人の違いは最初のこの部分にあることが多いです。
3、まとめ
今回は、海水浴に行く時の注意点と、海水浴をすることによって、肌の状態が改善する事例を紹介しました。
アトピー性皮膚炎の症状は、意外と簡単なことで解決することもあり得るので、これは面白そうと思った方法は、積極的に試してみたほうがいいかもしれません。
あなたもこれからの季節、海に行かれる際は、ご自身の肌と真剣に相談してから、快適な夏をすごしましょう!